北書店さんでのドローイング展「星を縫う」
展示期間中、版画のワークルームも開催させていただきます◎
自分の意図と距離をおいたものづくり、に多少からめてみました。
何気ない落書きをつかって「落書き手ぬぐいをつくる」。
版画ワークショップ「謄写版(ガリ版)で、落書き手ぬぐいをつくる」
授業中、紙のすみっこに描いた落書きのような、模様のような、何気ない絵を並べて手ぬぐいをつくります。謄写版印刷は、ボールペンで描いた絵がそのまま印刷できるので、絵が苦手という方でもご参加ください。
(もちろん落書きじゃなくても大丈夫です)
日時:4月5日(日)11時と15時の各回5名まで
参加費:¥1800(材料費込み)
ご予約は、ワークルーム申し込みフォームをお使いいただくか、
sketchnote3@gmail.comまでお名前、人数、時間をお知らせ下さい。
※手ぬぐいは35x90cmですので、切って使うこともできます。 追加で刷りたい場合は+400円です。
謄写版(ガリ版)印刷機 とは…
明治から昭和にかけて活躍していた、電気を使わず印刷できる、とてもシンプルな印刷機です。
印刷の仕組みは、ロウが塗られた紙に、鉄筆という筆記用具で絵や文字を書き、そこにインクをのせて印刷します。
すごくざっくりですが、プリントゴッコや輪転機のしくみのご先祖さまのようなもので、シルクスクリーン印刷の仲間です。
当時、活版印刷が業者向けで、謄写印刷は個人向け、というような感じでしょうか。今でいうと、事務所や家庭で使うプリンターのような感覚のものだとおもいます。
たとえばこういう、暇なとき描いたような何気ない落書き。
布印刷につかえる謄写版(ガリ版)を重ねて、ボールペンでなぞります。
それをローラーでころころ、手ぬぐいに刷ります。
できあがり!
すごく簡単なのでお子さんでも大丈夫です。
ちなみに、これは自分の子ども用の手ぬぐいにしました。
息子の好きなライオンとネコと車と電車の絵なんです。
見せたら指差して反応してました。
けっこううれしいです。笑
あと、よくわからない線の落書きでも作ってみました。
なんだこれ、という感じです。もうすこし間をあけて刷ればよかったです。
でも折り畳んでいるとおもしろいかなぁと思います。
絵がくずれて独創的な感じだとユニークな仕上がりになるのではないでしょうか。
絵の上手い、下手問わず、ゆるーくたのしんで下さい◎
(作業中、犬が刷り上がった手ぬぐいの上で昼寝をしていました。)